複数通貨を利用する

Magentoは世界各国の通貨が利用出来ます。
出店者の要望に応じて設定出来ます。

ただし、１ストアで扱える通貨は１種類のみです。

もし、英語ストアはドルで、日本語ストアは円で販売したい。
というような要望があればMagentoの複数ストア管理を利用すれば可能です。

ちょっとややこしいですが、
まずMagentoは１ストアで「ビュー」というものを複数持つ事が可能です。
ビューを変える事で画面に表示される文字や画像などを変える事が出来ます。

主にサイトの多言語対応で利用されます。
ストアビューによって英語ページ日本語ページという感じで作成すると
ユーザーが自分の利用したい言語に切り替えてショッピングを楽しめるというわけです。

これはあくまで見た目を切り替えているだけで、商品情報などは同じものを参照しています。

通貨や商品に関する情報を出し分けるには
管理画面より複数ストアを作成する必要があります。
Magentoのすごいところは、ストア毎に商品を再登録する必要が無い事です。
商品を表示するサイトで「ドル売りするストア」「円売りするストア」を選択しておき、
ストア毎に異なる情報だけ変更出来ます。