「ウェブサイト」「ストア」「ストアビュー」について
Magentoを使う時、私が最初に困ったのが「ウェブサイト」「ストア」「ストアビュー」の理解です。
ウェブサイトがあって、その下にストア、その下にストアビューがあります。
まずは例を挙げてみます。
▼普通に1つのショッピングサイトをオープンしたい。
ウェブサイトAを作って、ストアAを作って、ストアビューAを作ればOKです。
▼1つのショッピングストアなんだけど、日本語だけでなく英語や中国語の表記に切り替えられるサイトにしたい
ウェブサイトAを作って、ストアAを作って、ストアビューA(日本語)ストアビューB(英語)ストアビューC(中国語)を作ればOKです。
▼複数のショッピングサイトをオープンしたい。
ウェブサイトAを作って、ストアAを作って、ストアビューAを作ります。
更にウェブサイトBを作って、ストアBを作って、ストアビューBを作ればOKです。
▼1つのサイトに複数のショッピングサイトをオープンしたい。(楽天風)
ウェブサイトAを作って、ストアAを作って、ストアビューAを作ります。
更にウェブサイトAの下にストアB、ストアビューBを作ればOKです。
ウェブサイト
管理画面上で売上などを集計する最大単位です。
複数ウェブサイトを扱う場合、ウェブサイト毎にドメインなどのベースURLが変わります。
ストア
楽天のようなモールサイトを作る場合は複数作る必要がありますが、
そうでない場合は1ウェブサイトに対して1ストア用意するだけなので、あまり存在を意識する事はありません。
ストアビュー
多言語対応する場合に複数設けたりします。
他にはユーザーエージェントによって事なるページを表示したい場合などにも利用できます。
余談ですが、
モールサイトを作成する場合、ウェブサイト毎に管理画面を分けたいという要望が出てくると思います。
無償版のMagentoCEではそういった権限管理が出来ませんが、有償版のMagentoEEなら実現出来るそうです。